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〖短歌〗 ・・・(2017年) 9月の会

2ヶ月ぶりの短歌UPであります。
(8月は短歌の会もお休みですからね。^^;)

毎年、「猛暑」という言葉を当たり前のように聞く様になりました。
その中で、今年は天候が本当に極端過ぎて、
地方によっては暑過ぎたり、逆に冷え込む所もあったり、
蒸し暑かったり、梅雨があけるのが8月になったり、雨が多かったり。

気のせいか?
野菜、花等の咲いたり実をつけるタイミングなど
例年通りではなかったような・・・
(実は、私は栽培等あまり詳しくないので、
自然の流れで育てられるものだけ少し植えてますが…)



さて、そんな日々の中での、ほんの一コマという感じの歌を一首。



遅がけに鳴きおさめるか蝉の声 ツクツクボウシ ツクツクボウシ



初めはこの様に発表しました。↓
遅がけに鳴きおさめるか蝉の声 つくづく惜しいと うらめしそうに

夏の始めに鳴く蝉(私の地元ではアブラゼミが多い)
それに対して夏の終わりに鳴き始めるのがツクツクボウシです。
※ツクツクボウシ=法師蝉という事もあります。

いつもは「あぁ、鳴き始めたなぁ」と思う頃は8月下旬。
毎日何処ともなく、アブラゼミも鳴いてる中、合わせて鳴き始めます。
これを聞く様になると地元の子供達の夏休みも終わるねと思うんですよ。

でも、今年は…「あれ?鳴いたっけ??」

思えば…アブラゼミが鳴き始める時期も少々遅かった。(数日感覚)
毎年、立秋の頃から「カネタタキ」の鳴き声も聴くのですが
今年はお盆が来てからでした。
そう思うと、全体に1週間くらい遅れてる?かな?

普段は自分自身の時の流れの感覚を「あっという間」と言ってしまうのに
自然界のことは、何だか「おや?」と思える瞬間があって不思議です。。

ずっと蒸し暑かったからでしょうかね。。
猛暑と聞けばカンカン照りとイメージしますが、
今年の暑さは変な暑さでした。。

羽化…いろいろ調べたら適度の湿度は必要らしいです。
ただ、羽化中はとっても必死で…デリケートな時の様。。
何らかの影響があったのかしら…ね~。

今年はツクツクボウシを聴いてない…おかしいなぁ~
と思いつつ9月を迎え…
そしてこの間の大きな強い台風のあと、秋らしい気温になって。
その日の昼間、気温が少し上がった頃に・・・
「ツクツクボウシ~ ツクツクボウシ~」
何だか、今の内に!という感じで鳴いてました。(1日だけだった様な)

そういう感覚が私の中にあったので「つくづく惜しい」と言ってる様に受け止めてしまったという訳です。(^^;

しかし!
先に言いました様に、ツクツクボウシそのものが夏の終わり頃の蝉
遅がけに鳴きおさめ、と言ってしまえば「あ~、その蝉か」と判る。
…と同時に、短歌では心象を取り入れるのは勿論いいのですが、
まぁ、さり気なく…というか。。
そして、蝉といえば、やっと土の中から出て最後の成虫の時、
一生懸命鳴き続ける…というものですから、
「つくづく惜しい」という人間の感情は
あまりにも「自分」を蝉に重ね過ぎていることにも。

情景をそのまま詠っても勿論いいのですが、
時には何らか関わってみるのも工夫次第でOKで。。
その微妙なさじ加減が解ればいいんですがね~(^^;

只、しかし!
上の句(五七五の部分)はもうしっかり出来ている
俳句にもなっている…そうで、お褒めを頂きました!

だからこそですね~、
下の句は音を感じる様な、遊び感覚も有りの、
「ツクツクボウシ ツクツクボウシ」と繰り返す形で。


三十一文字の歌を・・・
詠う(作者)側がというより、受け止め側が
いろんな想像、それぞれの思いに自由に繋げて行けるのが
いいんですよねぇ。





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by sino-kotoha | 2017-09-25 23:50 | 短歌 | Comments(2)