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「小春日和」

やっと 会えるね
やっと 会えるね

  私は せっせと手紙を書いて
  貴方は その度 電話をくれた

  筆不精の 貴方だから 仕方ない
  でも 元気そうな 声が
  聞けたよ  うれしいよ


       そして・・・

小春日和の中
あなたに やっと 会えたね






   -------


「じゃ~ また。」
そう言ったきり
冬の風となって 帰っていったよ・・・


しばらく 待っていたけれど・・・


私は 春風のふりをして
どっかへ 飛んでしまった

あなたの 知らない ところへ・・・





          (2編とも、H6.9月)





  
 ( 「小春日和」について少し・・・ )
     

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by sino-kotoha | 2014-09-25 10:42 | | Comments(0)

はるか遠い記憶の中で・・・

私の立っている この場所と・・・
あの人が 居た その場所と・・・

             その二人の間に
             ひとすじの風が流れていました


     あの時 いったい私は何を考えていたのでしょう
     あの時 あの風に 気がつかなかったら・・・
           あの人に 心を動かさなかったら・・・

              そう・・・ただの春風にすぎなかった・・・


はるか遠い記憶で 二人は
何か 言葉を 交わしている・・・
それが 何だか わからない   でも・・・

     あの時 風の向こうにいた あの人を
     今でも あの日以上に 鮮やかに よみがえる




                       (H6.9月)




       ↓           

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by sino-kotoha | 2014-09-18 21:37 | | Comments(0)

〖短歌〗 ・・・(2014年)5月の会

5月もあと1週間となりました。

今日は此方は朝の内は曇りで・・・
午後から雨が降り出しましたよ。

梅雨ももうすぐ始まりそうですね~。



さて、今日の一首。




風薫る ツツジの蕾の傍らで お喋りと笑み 咲き溢れてる






実は、前回(4月末)の短歌の集いの後で、皆さまとお食事を御一緒させて頂きました。
普通にお店で食事するだけでなく、地元では有名な公園で、
お花を愛でながら食事などで楽しいひと時を~
ということだったのです。^^


最近の気象は、「徐々に暖かく・・・」ということが少なくなって来てますね。
その影響もあってか、気温差も激しく・・・
花の咲く時期も左右されがちではありますが・・・。
(今年の春=桜の開花時期も遅れましたよ。。)

それでも~、花も一生懸命咲こうとしてるんですよね~。
まだ蕾が多いという時ではありましたが、
その中で皆さんとゆっくりな時を過ごせてよかったです。

いろんなお話も聴けて、ほんと(^^)気軽な気持ちで~*
上の歌のような・・・

「花はまだ蕾だったけど、お喋りや笑顔の花が咲いてたんだ~」
という様子と「楽しかったな」という思いも持ちながら~ ^^
詠ってみたというわけです。


その中を五月の風が流れていく・・・という様子を表したくて、
言葉を考えたり、入れる場所を考えたりしましたが・・・


「風薫る」=初夏・または五月の風が流れてゆく様子

と、確か・・・調べたらあったと思います。
そして、「風薫」は5月の別名でもあり。。


丁度GW前でもありましたし。(長期の企業だともうGW休暇に入ってた頃)
短歌の内容のきっかけは「その日」でありましたが、
季節の様子などから「風薫る」を使いました。
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by sino-kotoha | 2014-05-26 22:00 | 短歌 | Comments(0)

『自転車』

背筋へと 流るる汗の 疎ましく 衣替えまで待てない五月

年毎に サイズの変わる 子の服を 初夏の陽の中 買いに走りぬ

久々に自転車に乗り 坂くだる 耳元にささやく 初夏の風達

自転車を ゆっくりこいで帰る道 卵パックの「カタカタ」と鳴る

「御苦労さん」 自転車止める戸の前で ナスタチウムが笑った気がした

気が付くと 息子の顔は頭上なり されど子どもは いつまでも子供

母の日に地元イベント親子過ごす これが最後かと思い巡らせ






  ※ 2000年(H12) 夏に発表の作品 (H12初夏の歌)





本当に、ここまで来ると^^ 短歌は日記と同じだなぁ~と思いますね。^^
いつもそうですが、行動を歌に表した時は全て実際あったことを書いてます。
(それは前回も同じ~。^^)

一応、服買ったんですが~(笑)
そこは主婦! ついでに食品も買って来るんですw
いつもは車ですが、自転車の時は卵って・・気を使いますよねw

この頃の・・・短歌を書いていた頃は、子育て中(小学生)だったので、
歌にもどうしても成長過程が出ますね~。
最後の歌も・・・
見る人によっては「親子」は大人と子供なのか、若い世代と老人なのか、
どの様にでも解釈出来ますが・・・この時は我が子を書いていました。

男の子ですから・・・いつかは親とは別行動する日が・・近い内に来るだろうな。。

そう思ってたんです。。



さて! 過去作品は、あと1回になりましたー!

今度は、今の季節にピッタリの歌です♪

ではまた、2日後に~~。^^
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by sino-kotoha | 2013-02-10 22:00 | 短歌 | Comments(4)

『五月の風』  ・・・(以前の短歌集)

暫くの間、以前に書いた事のある(ネットデビューよりもずっと以前)短歌たちを
載せていこうと思います。

なので、今日のタイトルの様に・・・
現実は、今からが最も厳しい寒さが続く時期・季節ではありますが、
ブログアップにしては 「おや?」 と思うタイトルが続くと思いますが~^^;
過去の自分の作品を残してる為なので、、御了承を。。。


当時、同人誌の様な所に載せてもらう時に・・・
数首作って全体のタイトルを決めて出してました。

詩ではありませんので、一行ずつが一首ずつとなっています。

そして・・・
まさに! これが、私の短歌に向かい始めた頃の作品であります。

今現在もそうですが、当時も〝思うがままに〟・・これがいつも心に在りました。。



「五月の風」

春の陽に ようやく目覚める柔き白 小枝にふくらむ木蓮の花

詰襟の姿に憧れし日は杳か 子の学生服 ふわりと はおる

せつなげな百人一首の恋のうた 未来の人に読まるるを知らず

鉛筆の跡を消したりなぞったり 言葉の重みと深さに迷う

本屋にて やっと見つけた「俵万智」 家事の合間に読みたいと願う

「気をつけて」 母の言葉を背に受けて 五月の風に我が子の駆ける

暖かな希望の風に胸ふくらませ 波間に泳ぎはしゃぐ鯉たち




  ※ 1999年(H11) 春から初夏の頃の作品
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by sino-kotoha | 2013-01-15 22:39 | 短歌 | Comments(2)