『五月の風』  ・・・(以前の短歌集)

暫くの間、以前に書いた事のある(ネットデビューよりもずっと以前)短歌たちを
載せていこうと思います。

なので、今日のタイトルの様に・・・
現実は、今からが最も厳しい寒さが続く時期・季節ではありますが、
ブログアップにしては 「おや?」 と思うタイトルが続くと思いますが~^^;
過去の自分の作品を残してる為なので、、御了承を。。。


当時、同人誌の様な所に載せてもらう時に・・・
数首作って全体のタイトルを決めて出してました。

詩ではありませんので、一行ずつが一首ずつとなっています。

そして・・・
まさに! これが、私の短歌に向かい始めた頃の作品であります。

今現在もそうですが、当時も〝思うがままに〟・・これがいつも心に在りました。。



「五月の風」

春の陽に ようやく目覚める柔き白 小枝にふくらむ木蓮の花

詰襟の姿に憧れし日は杳か 子の学生服 ふわりと はおる

せつなげな百人一首の恋のうた 未来の人に読まるるを知らず

鉛筆の跡を消したりなぞったり 言葉の重みと深さに迷う

本屋にて やっと見つけた「俵万智」 家事の合間に読みたいと願う

「気をつけて」 母の言葉を背に受けて 五月の風に我が子の駆ける

暖かな希望の風に胸ふくらませ 波間に泳ぎはしゃぐ鯉たち




  ※ 1999年(H11) 春から初夏の頃の作品
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by sino-kotoha | 2013-01-15 22:39 | 短歌 | Comments(2)

Commented by みゅー at 2013-01-16 10:38 x
いいですね~^^
4首目の、鉛筆を・・・うん、うんと思いました^^
私も鉛筆で字を書くの好きです。
その時の心持ちが、文字に現れる気がします^^
Commented by 詩埜 at 2013-01-16 21:13 x
*みゅーさん

詠んで頂き~ ありがとうございます~~*(^O^)/
これ!これ!w
この鉛筆の歌、私が一番気に入ってたりしますww

短歌を考える時に・・・言葉をどれにしようか考える・・・ということを
当初は、表したのですが、
「言葉を選ぶ」という〝気持ち〟を思うと、、
普段にも言えるなぁ~と思ったり・・で 改めて気に入ってる歌ですww

今でこそ、この様に「打ち込んで出た活字」が多いですが、
〝なぐり書き〟等という言葉があった様に
何かぶつけてでも書きたかったというほどの情熱的な文章を書くことなど・・普通にあったですねぇ~。。

思えば・・無機質に思えるこの活字でさえも~
温度や空気を感じられると思えます。^^
何か・・何か・・あるんですよね・・きっと。^^