『ほおずき』

子らを呼び 橙色の実をもみて 母教えくれし ほおずきの笛

小さな実 姿はまるでプチトマト 幼の口に苦きほおずき

生ゴミの 土を肥やしに なしたるか 覚えない種 突然芽吹く

ほおずきの種を片すみに埋めたなら 来年の盆に実をつけるかな

伝承の遊びや話 伝えられず 時代の流れと思えど さみし

子どもらの宿題終えて ひと息し 我の課題に気づきあわてる

裏の杜 楠の大樹の法師蝉 みじかく鳴きて枝移りたり






  ※ 2000年(H12) 春に発表の作品 (H11夏の歌)







またまた過去作品アップ♪ 再開です。^^
(今日のを含めて、あと3回)

私も子供の頃に「ほおずき」の実を柔らかくなる揉んで、
中の種や実を上手く出して笛?の様なものを・・・
母に教えて貰いながら遊んだりしました。

それを息子たちにも教えてあげたのです。
その時、本当に「プチトマト?」って言ってましたよww
・・・で、舐めたら・・・顔中くしゃ~として苦そう~~w

いい思い出です。^^


最後の「法師蝉」は「ツクツクボウシ」のこと。
当時、自分自身は「ツクツクボウシ」という言葉を使って、
もっと自然な(普通な)言葉遣いで書いた覚えがありますが・・・
訂正入ってますw (^^;)



  

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by sino-kotoha | 2013-02-08 06:35 | 短歌 | Comments(2)

Commented by みゅー at 2013-02-08 19:22 x
ほおずき、私も思い出があります。
あまりいい思い出ではなく、場面も朧なんですが、
濃いオレンジ色の実だけが、今も記憶に残っています。

母から子供へ、詩音さんの思い出はステキです^^
暖かいほおずき色が浮かんできますね~^^
Commented by 詩埜 at 2013-02-11 01:30 x
*みゅーさん

「ほおずき」そのものは、大概はお盆の供花ですよね~。
商店街の近くで育った私は、その「市(いち)」の日に ほおずきの切り花?を
母が買ってきたりしたので、実が多目についてました。
その一つをとって教えてくれたものです。^^