「夢の中・・・」  (3連作)

 
 
1.)     もう 逢えないと 思っていた
        夢でさえ 逢えないと
        思っていた


     久し振りね
     やっと 逢えたね
     いつまでも 変わらないね

           夢の中の あなた・・・。












2.) 
ちょっとしたハプニングがあった。
私は パニックだった。
向こうに あの人が いた。

   ――助けて――

でも 手を差し伸べてもくれない。
何も 言ってもくれない・・・。

だけど 何かが伝わってきた。

    ――心の声?――

  ・・・・・お前なら出来る
      さあ、飛び越えてごらん・・・・・


私は 焦っている。
あの人は それでも じっと見ているだけ。
でも そこから離れずに じっとして・・・。

一瞬 体が 宙に浮いた・・・。
気がついたら
あなたの腕の中。

文句を言ってやるつもりだった言葉
どっかへ吹っ飛んだ・・・。

〝ありがとう〟
〝よかった〟
〝うれしい〟
〝あたたかい〟

こんな気持ちなのに それも言えずに
安心しきった やわらかい笑顔を
送るのが やっと・・・・・。


突然 あなたは 腕を振りほどいて
後ろ姿で 遠ざかっていった。


   ――待ってよ・・・待って!――


やっと 逢えたのに
もう一度 抱きしめて欲しかったのに


   ――私を 置いていかないで――


  ・・・・・来るな! 来ちゃだめだ!・・・・・

一度だけ 振り向いただけ。
また 向こうへ 歩いてゆく。


  ・・・・・お前なら、一人で 大丈夫さ。・・・・・

   ――― ヒトリデ ダイジョウブ?―――


大丈夫なんか ない・・・。

あの日から 独りに なってしまった だけ。









3.)

―――やっと 逢えたのに―――

夢の中で 夢から 醒めた

あなたは あの時
私を 見守っていてくれたのですか?

あなたは 今でも
私を 見守っていてくれるのですか?



〝あれから ずいぶん
  時は 流れました
  あの頃の ことも
  想い出に なる頃 ・・・〟


夢の中の ひとつの 出来事。







             (H7.10月)

     ↓



 
この詩は、H7年10月に書いてますが、
このタイトルの様に・・・「夢」を見たのは2~3ヶ月前と記録しています。


ずっと夢の映像・ストーリーの印象が離れずにいたんですねぇ。。
それで、当時書き留めておいたものでした。



1.) = 私の感情

2.) =夢の中の状況

3.) =私自身の気持ちと共に・・・  心の中に・・・


・・・と、同じテーマで、
だけど、一つの作品ではなく、3部に分けて書いてあります。。





 
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by sino-kotoha | 2014-09-29 09:24 | | Comments(0)