紫苑

紫苑・・・秋の風にゆられながら
     今、君は何を考えてるのか
     今、君は誰を想っているのか


   夕闇  宵闇  空の色

   めいいっぱい
      背伸びして
   じっと見上げて
      見つめ続け・・・

   君の花色は
      君の心なんだね。




            (1994(H6)年 10月)






(紫苑の花の事について、少し添えておきました)
    ↓
 



 
この間の「昔のノート」から発表した詩たちと同時期に書いたものです。

この詩を書いた当時は、実は「紫苑」の花はまだ見た事がなかったです。
この頃にレターセットを買って、その商品の名前に「紫苑」とありました。
花の絵が描かれてたのではなく、
「紫苑色」として・・・唯それだけのシンプルなレターセットでした。

ひと言でいえば、薄紫なのでしょうが・・・
それは何とも言えないいい色でしたよ~

それがきっかけで、偶々花を調べて・・・(当時はネットでなくて本等で)
小さな画像の中に花の写真・・・で、やっと見たくらいw
それこそ~、小菊の様にも見えてしまってましたw


その前後くらいですねぇ。。
この詩を書いたのは・・・。

寧ろ、秋の夕暮れ・その頃の空気の感じを想像しながらだったと思います。



さて、「紫苑」の花の事を少し書いておきましょう。


≪紫苑の花言葉≫
「追憶」 「追想」 「君を忘れない」 「遠い人を思う」



紫苑の別名は「鬼の醜草(オニノシコクサ)」ともいう。
(今昔物語に記されてる伝説から・・・)

その昔・・・母親を亡くした兄弟がいて、
宮仕えの為に毎日お墓参りの出来ない兄は、
墓参りに行けない事と悲しみを忘れる為に「ワスレ草」を墓に植え、
弟の方は「ワスレヌ草(シオン)」を植えて、毎日欠かさず墓を参った。

後に、親孝行の御褒美にと、次の日の事が判る力を授けてもらい
弟は幸せに暮らせた・・・というお話がある様です。


紫苑の草丈は、約2mほどに高く成長して、
8月~10月に咲く花ですから、
秋のお月見の頃・・・十五夜の月にも掛って見える事から
「十五夜草」という別名もある。



この秋、少し田舎の方(山に近い方)に出掛けた時に、
それらしい花を見た気がしました。
また、かれこれ・・・5年ほど前に、小さなお寺の隅に見た事があります。
しかし、調べてみると「九州の一部の地域に」と出てくると思います。

自生のものは、今では絶滅危惧種だそうです。。

「どこかで」何気に(&運よく)見れる紫苑らしき花は、
栽培用に品種改良されたものなのでしょうねぇ。。






  
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by sino-kotoha | 2014-11-07 14:54 | | Comments(2)

Commented by smilelife7 at 2014-11-13 12:55
しのさん、こんにちは。
先日はブログにお越しいただき、
たくさんの嬉しいお言葉、ありがとうございます。
しのさんは、短歌も詠まれるんですね。
私も今勉強中なんです。俳句はまだ難しくて
できませんが、短歌は現代の言葉使いでも詠めるので
なんとか形になるようにがんばっています。
しのって響き、素敵ですね。
Commented by 詩埜 at 2014-11-14 10:35 x
*smilelife7さん

こんにちは~。
こちらこそお越し頂き、コメントもありがとうございます^^

「短歌」は、ご縁があって歌会に参加させて貰ってる状態で、
まだまだ勉強中(いつまでも勉強中?)な私です。(^^;
でも、案外身近な感覚で行けますね~。
俳句は、たぶん私には難し過ぎて…詠むことがないかも…。ん~。
文字数を減らして表現、結構難しいですよね(^^;
だけど、いつかは「川柳」は挑戦したいな…とは思ってます。

ネームもお褒め頂きありがとうございます(*^_^*)
これからも宜しくお願いします。